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 アルプスの展望台と
     飛騨の小京都を訪ねる旅
    
   上高地、乗鞍、西穗高展望台 
   飛騨高山とその郊外 
 白馬岳周辺の山と
     安曇野の町を歩く旅
   穗町、白馬五竜 
   岩茸山、白馬村 
 北アルプス南部の山麓を歩く旅 
   乗鞍高原、上高地 
 奥利根の山と高原を歩く旅
   丸沼高原、日光白根山、吹割の滝
 立山連峰縦走(第回) 


以下、ミニ画像をクリックすれば、
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アルプスの展望台と
飛騨の小京都を訪ねる旅

(08.9.17〜9.20)


行程の概略
  千葉〜新宿〜松本〜新島々
上高地〜平湯温泉(泊)
〜畳平〜剣ヶ峰〜畳平
〜平湯温泉(泊)〜新穂高温泉
〜鍋平高原〜西穂高展望台
〜しらかば平〜新穂高温泉
〜平湯温泉〜飛騨大鍾乳洞
〜高山(泊)〜飛騨の里
高山(市内散策)〜高山
〜名古屋〜東京〜千葉


上高地 (08.9.17)
 上高地への最大の難所
 だった釜トンネル
 バスの車窓から望む
 大正池と穂高の峰々
 上高地バスターミナル
 付近から望む岳沢
 清流梓川と
 上高地の名所河童橋
 懐かしい穂高連峰
 縦走後の下山路だった岳沢

乗鞍と西穂高を歩く予定で出掛けた旅の初日なのですが、日頃から事故の多発する都内中央線の信号トラブルで特急あずさが時間遅れ、松本から宿泊地の平湯までのバスに間に合わず、迂回路として上高地に立ち寄ることになりました。

僅か
40分ほどの乗り継ぎ時間なのでバスターミナル近辺の散策だけですが、年振りに懐かしい穂高の峰々を望むことができたのは、本州の南岸を台風がうろついている下り坂の天候にしては幸運だったと思います。


乗鞍剣ヶ峰 (9.18)
 乗鞍スカイラインから
 雲をまとう穂高連峰
 乗鞍畳平から見る
 富士見岳方面
 剣ヶ峰登山ルートの起点
 不消ヶ池と摩利支天岳
 上の乗鞍コロナ観測所
 剣ヶ峰登山路から望む
 摩利支天岳と不消ヶ池
 摩利支天岳の肩から
 眼下に広がる雲海
 肩の小屋への道
 摩利支天岳の
 山腹に広がる緑の絨毯
 岩とハイマツに覆われた
 摩利支天岳の斜面
 近づく肩の小屋と
 朝日岳の山腹
 肩の小屋から望む
 朝日岳〜剣ヶ峰の稜線
 肩の小屋から剣ヶ峰への
 登山ルートの起点
 剣ヶ峰への登山路から
 肩の小屋を望む
 朝日岳のガレ場から
 肩の小屋と畳平への道
 朝日岳の山腹に広がる
 火山性の岩石とハイマツ
 朝日岳の山腹で
 傾斜のきびしくなった登山路
 コロナ観測所の高さ
 
2872mに達する
 薄い空気と荒れた登山路に
 雨模様で登山を断念

台風13号がうろついている最中に出掛けた日の旅なので山歩きはほぼ諦めていたのですが、日目のこの日は幸いにも朝はポツポツ程度だったので、あわよくばという気持ちで登山の用意をしてホテルを後にしたのが正解でした。バスの終点畳平までの途中はまだ霧雨模様だったのが到着する頃はほとんどやみ、しめたとばかり思い切って剣ヶ峰を目指すことにしたのです。

肩の小屋まではよく整備されたルートでさほどの苦労もなかったのですが、朝日岳を登る頃には空気が薄い影響からか息苦しくなり、その上それまで見えていた剣ヶ峰の頂上付近も黒い雲に覆われるようになってきました。出会った登山者もほんの数人に過ぎず山の雰囲気も十分に味わえたので、無理せず標高差で
50mほどを残して下山することにしました。残念と言えば残念ですが、全く諦めていた登山がこれだけ実現できたのは本当に嬉しいことでした。私が畳平に戻った直後から急に激しく雨が降りだし、バス待ちの時間を温かいコーヒーを味わいながら満足感に浸ることができました。

それにしても、かつては槍や穂高はおろかスイスの
4000m峰でも平気だった私が、3000mにも満たない高さで息苦しさを感じたのは、やはり年齢のせいなのかと思い少しだけガックリしました。

(付記)この畳平にクマが現れて人々に危害を加えたというニュースには驚かされましたが、剣ヶ峰への登山路で同じ目に遭っていたらこの
HPも消えていた訳です。クマがどこにでも現れる事態を招いたのは他ならぬ人間なので、この事件も自然が人間に復讐している証の一つのように思われます。
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西穂高展望台 (9.19)
 新穂高ロープウェイ
 新穂高温泉駅
 第ロープウェイ
 鍋平高原駅
 第ロープウェイ
 しらかば平駅 
 第ロープウェイから
 蒲田川と奥飛騨温泉郷
 西穂高口の展望台から
 望む焼岳
 展望台から望む高山
 盆地越しの遙かな白山
 展望台から見る
 焼岳の噴煙
 展望台から
 雲海に浮かぶ白山
 展望台から
 特異な姿を見せる錫杖岳
 展望台から
 端正な姿の笠ヶ岳
 展望台から
 裏銀座抜戸岳
 展望台から
 かすかに穂先を見せる槍ヶ岳
 展望台から
 西鎌尾根と裏銀座の山々
 展望台からジャンダルム
 〜西穂独標の稜線
 展望台から
 荒々しい西穂高の稜線
 展望台から
 丸山〜西穂山荘の稜線
 1828年槍ヶ岳初登頂
 の播隆上人像
 西穂高駅付近から
 ピラミダルな笠ヶ岳

乗鞍岳に登った翌日は西穂高岳の独標まで登る計画だったのですが、悪天候で無理だろうと思い初めから登山の用意をせずに出掛けました。ところが予想ほどは天候が崩れず、ロープウェイの終点西穂高口の展望台では360゜の眺望を楽しむことができました。乗鞍に続いての幸運です。

ご覧の通り、間近の西穂高岳はもちろん噴煙を上げる焼岳や裏銀座の山々に加え、槍ヶ岳もちょっぴり顔をのぞかせ、遙か彼方には加賀の名山白山も見えるという有様で、これ以上何も望むものはないくらいです。

欲を言えば、ちゃんと登山の用意をしてくれば丸山くらいまでは登れたかなということですが、展望台でもしばらく経ってから時折小雨が降るようになったことを考えれば、結果的には観光客もどきで済ませてよかったと言えるでしょう。
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飛騨高山とその郊外
飛騨大鍾乳洞 (9.19)
 竜宮の夜景
 宝船
 王冠
 大仏の耳
飛騨の里 (9.20)
 飛騨高山観光の足
 さるぼぼバス
 文人の歌碑が点在する
 文学散歩道
 文学散歩道から眺める
 高山市街と北アルプス
 「花の百名山」の選者
 田中澄江の歌碑
 「氷壁」の作者井上靖の
 歌碑に映る周辺の風景
 五箇山から移築された
 合掌造りの飛騨合掌苑
 木材と綱だけで作られた
 合掌苑屋根裏の接合部
 江戸時代後期の代表的
 な榑葺き民家旧新井家
 水車を利用した
 粉挽き小屋と五阿弥池
 白川郷から移築された
 高さ
15mの旧西岡家
 車輪の形をした車田と
 中継所だった旧富田家
 明治時代に建てられた
 町屋風の民家旧前田家 
 昔の日本を彷彿させる
 のどかな農村風景
 飛騨の里を見守る
 匠神社の鳥居と鎮守の森
高山市内 (9.20)
 1250年の昔建立された
 飛騨国分寺の山門
 飛騨地方唯一の三重塔
 飛騨国分寺の三重塔
 飛騨国分寺の鐘楼
 樹齢1250年を超す
 飛騨国分寺の大イチョウ
 薬師如来座像が安置される
 飛騨国分寺の本堂
 高山陣屋門前で毎日開く
 飛騨高山宮川朝市
 高山陣屋門前に立つ
 江戸開城の山岡鉄舟像
 代官、郡代の役所だった
 高山陣屋の表門
 幕府直轄領の象徴もある
 高山陣屋の玄関
 高山陣屋の御役所
 高山陣屋の勝手
 拷問の道具もある
 高山陣屋の御白洲
 高山陣屋表門前の広場 
 京都の鴨川を模した宮川
 に架かる京風の造りの中橋
 中橋から見下ろす
 緩やかに流れる宮川
 和洋折衷の階建て
 高山市政記念館
 高山の古い町並みに
 よく似合う人力車
 10代に及んだ豪商
 平田家の記念館
 高山の地酒
 銘酒玉乃井の蔵元
 商人町の面影を残す
 上二之町の伝統的町並み
 出雲神話に由来する
 鍛冶橋上のアシナヅチ像
 出雲神話に由来する
 鍛冶橋上のテナヅチ像
 秋の例祭(高山祭り)で
 知られる桜山八幡宮
 高山祭りで有名な
 桜山八幡宮の社殿
 飛騨の匠の精華を公開する
 高山屋台会館
 高山祭りの屋台
 大八台、宝珠台 他
 雌雄の大亀が棟飾りの
 高山祭りの屋台宝珠台
 高山祭りの屋台
 大八台、宝珠台 他
 
 獅子頭保存とからくりの
 実演をする獅子会館
 獅子会館の
 からくりの実演
 桜と新緑の名所
 江名子川に架かる桜橋
 天領時代は商家だった
 日下部民藝館
 JR高山駅前通り
 さるの赤ちゃんを模した
 飛騨の名物さるぼぼ人形

乗鞍登山と新穂高でのパノラマ鑑賞のあとを高山の街歩きで過ごすことにし、新築直後のスパホテルアルピナに泊まることにしました。

さすがに小京都と呼ばれるだけあって、高山の街はそこかしこに歴史を感じさせる建物があり、何となく懐かしい思いにさせられました。特に、飛騨の里には子どもの頃疎開先で見たような風景が広がり、ゆったりと時間が流れていました。残念だったのは、折角の雰囲気を台無しにするような某宗教の金ピカの建物が周囲を圧していたことです。折角の雰囲気を台無しにする無神経で迷惑な存在です。

例によって
15時半過ぎの特急の時間までをフルに利用して歩き回り、市内の主な施設をくまなく訪れたのは言うまでもありません。昼食を摂る時間も勿体ないので、あちこちで名物のみたらし団子を食べて済ませました。遙か40年以上前に山から下りて高山で食べたときの味が忘れられなかったので、今回も是非にと考えていたのです。

また、高山祭りに主役で登場する山車の豪華さにも度肝を抜かれました。このような山車が
12台も町を練り歩く様は、想像するだけでもわくわくします。
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白馬岳周辺の山と
穂高の町を歩く旅

(10.10.21〜10.23)


行程の概略
  千葉〜穂高〜神城(泊)
白馬五竜〜神城〜白馬(泊)
〜信濃森上〜岩茸山
〜信濃森上〜白馬〜松本
〜千葉


穂高町、神城 (10.10.21)
 大糸線穂高駅を発車する
 特急あずさ
 穂高駅前ロータリーの
 しだれ桜
 穂高駅前ロータリーの
 登頂の像
 路傍に咲く見事なコスモス
 早春賦の碑
 早春賦の歌詞銘板
 小雨そぼ降る
 水色の時道祖神
 万水(ヨロズイ)川の
 水面で遊ぶ水鳥の群
 大王わさび農場の入口
 わさび田とわさびの石像
 大王神社前の子どもの像
 カーブを描くわさび田
 わさび田と幸いのかけ橋
 大王窟
 大王さま見張り台の丸石
 東光寺門前の大下駄
 穂高神社の入口
 穂高神社の鳥居
 穂高神社境内にある
 塩の道道祖神
 ものぐさ太郎のレリーフ
 大糸線穂高駅

この旅の主目的は山歩きですが初日は天候の関係から、ちょうど途中にある穂高の町を訪ねることにしてありました。時折小雨の降る空模様の中を時間あまり歩き回り、その後予約したペンションのある神城に向かったのです。

穂高では、やはり大王わさび農場が見所のようです。規模も大きく色々な施設も充実していますが、何と言っても、わさびを育てる水の質が都会の水道とは比べものになりません。また、ひっそりとたたずむ多くの道祖神も、その素朴さには印象深いものがあります。

イタリアンディナーが売り物のペンションは深い森の中にあり、時折クマも出没するそうです。この夜の宿泊客は私だけでオーナーと色々な話ができ、楽しい一夜になりました。
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白馬五竜 (10.10.22)
 テレキャビンとおみ駅
 白馬五竜
 アルプス平の標柱
 地蔵の頭への案内板
 霞むアルプス平の上部
 地蔵の頭の標柱
 アルプス平の最上部に
 立てられた地蔵ケルン
 クマザサに囲まれた
 地蔵の沼への遊歩道
 アルプス平の休憩所と
 クマよけの鐘
 アルプス平上部にたたずむ
 地蔵の沼
 地蔵の沼の岸辺の紅葉と
 白い樹木
 地蔵の沼から
 アルプス平への道
 花期を過ぎたミヤマアキノ
 キリンソウと緑のハイマツ 
 アルプス平付近の紅葉と
 雲に覆われた唐松岳方面
 ゴンドラから見る
 濃淡入り交じった紅葉
 大糸線神城駅の
 駅舎とホーム
 大糸線白馬駅

予報によるとこの日は曇り時々晴れだったので好転を期待していましたが、残念ながら厚い雲が中々取れず見通しも利かない状況でした。天候さえ良ければ、鹿島槍ヶ岳や五竜岳のビューポイントである小遠見山までのトレッキング、無理ならせめて途中の一の背髪までをと考えていたのですが、ちょっと無理だったようです。

一応アルプス平を地蔵ケルンまで登り、そこで様子を見ることにしたのですが、周囲はほぼ完全にガスに包まれ、晴れる気配もないまま時間だけが過ぎていく有様でした。あちこちにクマの糞らしきものも見かけるので不気味なことこの上なく、諦めて自然遊歩道経由で戻ることにしました。地蔵の沼の周辺では辛うじて残った紅葉も目にすることができ、清涼な山の空気を独り占めできただけでも満足しなければならないのかも知れません。

この旅のメインであるこの日のトレッキングが消化不良に終わったのは、本当に残念なことでした。まさかおまけでプランに加えた翌日の岩茸山がそれを帳消しにしてくれるとは、神ならぬ身にはこのとき予想だにできませんから。
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岩茸山 (10.10.23)
 懐かしい旧駅名
 「信濃四ッ谷」の銘板
 白馬駅に進入する
 大糸線の
E127系電車
 岩茸山への沿道の
 民家前に鎮座する道祖神
 岩岳への道から望む
 唐松岳〜天狗の頭
 岩岳への道から望む
 周囲を圧する五竜岳
 岩茸山と岩岳ゴンドラリフト
 の「ノアの里」駅
 ノアの山駅付近から
 鹿島槍、五竜、唐松
 岩茸山から望む鹿島槍、
 五竜岳、八方尾根
 岩茸山から望む五竜岳、
 唐松岳、不帰の嶮
 岩茸山から望む天狗の頭
 白馬鑓ヶ岳、杓子岳
 岩茸山から見下ろす
 猿倉、白馬大雪渓方面
 岩茸山の紅葉と
 緑越しに望む白馬三山
 秋色の岩茸山から望む
 白馬三山〜小蓮華山
 クマザサの岩茸山から
 白馬本峰〜小蓮華山 
 クマザサの岩茸山から
 小蓮華山〜白馬大池 
 岩茸山から望む杓子岳
 白馬本峰〜三国境 
 岩茸山から望む
 秋の白馬鑓ヶ岳と杓子岳
 岩茸山から望む
 秋の白馬連峰北部の山々
 ノアの山駅付近から望む
 鹿島槍ヶ岳
 ノアの山駅付近から望む
 鹿島槍、五竜、八方尾根 
 ノアの山駅付近から
 白馬連峰最大の難所不帰の嶮 
 ノアの山駅付近から望む
 不帰の嶮〜天狗の頭 
 岩茸山に広がるねずこの森
 大糸線信濃森上駅の駅舎

白馬のホテルから始まったこの日は、先ず快晴の空に聳える五竜岳や白馬連峰に目が釘付けになりました。これは絶好の日和とばかり早い電車で信濃森上に向かったのですが、駅から岩岳の麓までの30分強の歩きは、どっしりとした構えの五竜岳を正面から眺められるという素晴らしい状況で、時間の経つのさえ忘れるくらいでした。

岩岳がスキー場で有名なことは知っていましたが、実際にそこに立つまではこれほど展望の開けた所とまでは知らず、本当に予想以上でした。南は爺ヶ岳から鹿島槍ヶ岳、そして唐松岳から白馬三山、更に小蓮華山以北の連峰北部に至るまで遮るものもなく目に飛び込んでくるのには、消化不良で残念だった前日とは天地の差の幸運に心が舞い上がるようでした。

40年以上前に八方尾根から入って唐松岳〜天狗の頭〜白馬鑓ヶ岳〜杓子岳〜白馬本峰〜三国境〜小蓮華山〜白馬大池〜乗鞍岳〜栂池高原と縦走したときの感動がふつふつと甦りました。特に、当時はさほど危険も感じることなく通過した不帰の嶮がかなりの難所であることを目にして、「よくあんな所を無事に・・・」と怖いもの知らずだった若い頃が懐かしく思い出されました。

買い物にたとえれば、おまけの方が本体より遙かに素晴らしかったということになります。
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白馬、松本 (10.10.23)
 木流川沿いの「何もない贅
 沢」を主張する詩の小径
 詩の小径が木流川を渡る木橋
 投稿された川柳の木札
 (・・・・・午前様)
 姫川と大出の吊り橋
 大出公園展望台から
 眺める白馬連峰
 大出の吊り橋
 天神宮橋から見下ろす
 姫川の流れ
 簗場付近の車窓から望む
 仁科三湖の一つ青木湖
 松本駅ホームの
 千葉行き特急あずさ30号

岩岳から白馬に帰って昼食を摂り、電車の出るまでの時間を利用して町の東側にある詩の小径から大出の吊り橋方面を散策しました。松本発の千葉行き特急あずさ30号までの時間を生かすためです。

詩の小径には日常の出来事を巧妙に表現した川柳があちこちに掲示されていて、中々楽しめました。

こうして、猛暑に妨げられて
2010年唯一の山歩きとなったこの旅は終わりました。総合評価は70点というところでしょうか。
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北アルプスの山麓を歩く旅

(17.9.12〜9.14)


行程の概略
  千葉〜松本〜新島々
乗鞍高原〜上高地〜明神
上高地〜大正池〜上高地
〜新島々〜松本〜千葉


山という存在が私の人生に及ぼした影響の大きさはプロフィルに述べられている通りです。88歳を目前に控えて上高地を訪れかつて歩いた穗を目にすることは、これが恐らく最後になるであろうという思いが強く、急遽プランを作った訳です。。

乗鞍高原にも多少の魅力は感じていたものの、あくまでも上高地のついでといった程度でした。

半月以上にもなる異常な長雨の続く中、毎日のようにネットでホテルの空室をチェックした後に、当日の天候に不安を感じながら宿泊先を予約しましたが、長雨の切れ目で快晴の二日間を上高地で過ごすことができたのは、稀に見る幸運でした。その直後には台風が待ち構えていたので尚更そのように思います。

 乗鞍高原 (9.12〜9.13)

 番所大滝と遊歩道 (9.12) 
   松本駅のアルピコ交通
 上高地線電車 
   アルピコ交通上高地線
 新島々駅の駅舎 
   乗鞍高原行きバスから
 前川渡大橋と梓湖 
   番所大滝への滑りやすい
 雨上がりの
150段 
   展望台付近から見る
 落差
40mの番所大滝 
   雨後の豊富な水量で
 激しく落ちる番所大滝 
   千間淵遊歩道に
 架かる夢見橋 
   中央部がたわみ雨水が
 溜まった千間淵大橋 
   千間淵大橋から見る
 小大野川の激流 
   緑に囲まれた一夜の宿
 休暇村乗鞍高原
 牛留池と善五郎の滝 (9.13)
   休暇村乗鞍高原から
 牛留池への散策路 
   牛留池そばに鎮座する
 妙な形の「ねじねじの木」 
   昼は逆さ乗鞍、夜は星空
 が美しい牛留池 
   落差22mながら見栄え
 のする善五郎の滝 
   小大野川に架かる落差
 
22mの善五郎の滝 
   善五郎の滝の直下に見る
 コバルトブルーの淵  
   小さく目立たない橋
 木製のオルガン橋 
   のびやかに青い空を切り裂く
 乗鞍高原のシラカバ 
   乗鞍観光センター前から
 見上げる乗鞍岳 
乗鞍岳の山上は年前に歩き回ったので、今回はその山麓をと思い上高地とセットで訪れました。あいにく初日はまだ雨が残り番所大滝では霧雨状態でしたが、水量が豊富で中々立派な滝でした。ホテルは特に食事が素晴らしかったです。

晴れ上がった翌日は夕方まで高原を歩くつもりでしたが、散策路の分岐点には当然あるはずの案内板の不備で予定のコースを回ることができず、結局早めに上高地に移動することになりました。もっとも、これが結果的にはかえって良かったのですが。
 


 上高地/前半 (9.13)

 左岸路を上高地から明神へ 
   バスの車窓から見る
 大正池と穗連峰 
   アルピコ交通
 上高地バスターミナル 
   上高地観光センター
   バスターミナルから
 河童橋方面への道 
   梓川の左岸から見る
 河童橋と穗の峰々 
   河童橋のたもとから見る
 梓川と穗連峰 
   河童橋上から見る
 活火山焼岳 
   河童橋のたもとから見る
 小梨平と梓川、穗連峰 
   明神方面への散策路
 梓川左岸路 
   左岸路の中間地点で、
 全貌を見せた明神岳 
   明神への中間地点から
 見る梓川の上流方向 
   若い頃縦走後に利用した
 懐かしい宿、明神館 
 対岸の右岸路を経て上高地へ
   背後に明神岳が聳える
 穗神社入口明神橋 
   明神橋上から見る
 梓川の上流方向 
   明神橋上から仰ぎ見る
 尖峰が目立つ明神岳 
   梓川右岸路から
 振り返り見る明神橋 
   明神橋から
 穗神社への参道 
   ウェストンを案内した上条
 嘉門次が建てた小屋 
   さざなみすら立たない
 静寂の明神一之池 
   針葉樹林に囲まれた 
 山中の鏡、明神一之池
   池中に岩石が散在する
 明神二之池 
   明神二之池と
 背後に聳える明神岳 
   明神から河童橋へと
 向かう梓川の右岸路 
   右岸路の途中に見る
 小さな池(三之池?) 
   右岸路で時折見かける
 ノコンギク 
   右岸路から見る難所の
 多い山、六百山 
   右岸路と岳沢からの
 下山路の合流点 
   岳沢湿原と背後に
 そそり立つ六百山 
   岳沢湿原の木道と
 遠くなった明神岳 
   岳沢湿原に遊ぶ水鳥
 と背後の六百山
   初秋の訪れを見せて
 雲に隠れる穗連峰 
若かった頃にアルプス銀座や穗連峰の縦走後の下山路として通ったほかは、16年前(2001年)に日帰りで訪れただけの上高地、今回はホテルの宿泊料の高さにも目をつぶって思う存分歩き回ることにしました。前述のように思いがけない快晴に恵まれたので懐かしさの溢れる穗連峰を飽きるほど眺め、遙か昔の思い出にも浸ることができました。 

この日は乗鞍高原のハイキングから早めに引き揚げて正午頃に上高地に着き、ホテルのチェックインを済ませてから明神までの往復を楽しみました。行きは左岸路、帰りは右岸路と梓川を挟んでの周回コースを取り、穗連峰縦走後に前穗から下った岳沢ルートの出口との出会いも感慨深く、当時は疲労であまり記憶にも残らなかった岳沢湿原の風景も堪能できました。このような楽しい時間を与えてくれた快晴に感謝です。


 上高地/後半 (9.14) 

 早朝の河童橋から田代湿原へ
   早朝時、さすがに
 人影まばらな河童橋 
   朝靄に霞む小梨平と
 穗岳沢方面 
   稜線が朝日に染まり
 始めた西穂高と奥穂高 
   こちらもお目覚め、
 河童橋から見る焼岳 
   日差しとともに刻々と
 輪郭が鮮明になる稜線
   快晴の下、河童橋から
 見る西穂高と奥穂高  
   正に絵葉書、河童橋
 からの梓川と穗連峰 
   河童橋から見る
 梓川と焼岳 
   河童橋から大正池へと
 向かう右岸散策路 
   木漏れ日が眩しい
 快晴の梓川右岸路
   右岸散策路から見る
 梓川のコバルトブルー 
   日本アルプスの父、
 ウェストンのレリーフ 
   ウェストン碑付近から
 見る六百山方面 
   山の神付近で、吊り尾根
 〜前穗、明神岳 
   穂高橋から見る奥穂高
 前穗と吊り尾根 
   田代橋から
 大正池への道 
   上高地自然研究路、
 林間コースの木道 
   クマザサに覆われた小径 
   田代湿原から見る
 快晴の下の穗連峰 
   初秋の田代湿原と
 前穂吊り尾根、明神岳 
   田代湿原から見る
 六百山方面 
 大正池と焼岳の眺望
   田代湿原から大正池
 への道 
   砂礫に埋め尽くされた
 中千丈沢押し出し 
   中千丈沢から常に噴煙を
 あげる活火山焼岳
   1915年の噴火で大正
 池を出現させた焼岳 
   秋の気配が忍び寄る
 トロイデ型火山焼岳 
   特徴的な風景が
 崩れ始めている大正池 
   中千丈沢から見る
 六百山方面 
   大正池ホテル前から
 新中尾峠、割谷山方面
   噴煙が絶えず最近やや
 活発化している焼岳 
   大正池前から見る
 奥穂高と西穂高 
   梓川の河畔から見る
 穗連峰と明神岳  
   梓川の河畔から見る
 奥穂高と吊り尾根 
   梓川の河畔から見る
 河童橋と明神岳 
   「山の日」制定記念の
 モニュメント 
   新島々駅に到着した
 上高地からのバス 
2001年の上高地詣では松本に泊して中間日を使う不自由なものでしたが、今回は上高地泊まりなので朝から目一杯活動できます。それは早朝時の河童橋での感動から始まりました。日が昇るとともに3000mの稜線の色彩が少しずつ変化していく様は、ここに泊まった者だけに与えられる特権です。

都会では到底経験できない澄んだ空気の中の気ままな散策は、この世の贅沢の極みとさえ言えます。田代湿原を経て大正池までの散策はこの上なく気持ちのよいものでした。枯れ木が林立する景色が売り物だった大正池は、徐々にその姿を変えているようです。最近になって焼岳の活動が活発化しているというニュースがありましたが、もし本格的に噴火すれば大変な状況になります。

こうして上高地を北から南までくまなく楽しむことができたのは、快晴という幸運に加えて私自身の健脚が大きくものを言った訳です。
 
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奥利根の山と高原
を訪ねる旅

(09.8.26〜8.27)


行程の概略
  千葉〜東京〜上毛高原〜鎌田
〜丸沼高原〜丸沼温泉
丸沼・大尻沼(湖岸半周)
丸沼高原(泊)〜日光白根山
〜丸沼高原〜鎌田〜吹割の滝
〜上毛高原〜東京〜千葉


丸沼自然遊歩道 (8.26)
 ロープウェイ山麓駅そばの
 丸沼高原の夏スキー場
 ロープウェイ山麓駅近くの
 丸沼高原の涼水
 丸沼・大尻沼自然遊歩道の
 丸沼温泉側スタート地点
 爽やかな空気が美味しい
 丸沼湖畔
 枯れた倒木が点在する
 丸沼湖畔
 周辺の森の緑を映す
 丸沼の湖面
 丸沼の湖畔から眺める
 日光への道金精峠方面
 深い緑に囲まれた
 静寂そのものの丸沼
 薄日が差し込み
 心癒される自然遊歩道
 涼やかな森のせせらぎ
 自然遊歩道から眺める
 丸沼堰堤と金精峠
 動物たちにメッセージを送る
 グリーティング・ベル
 町の喧噪を忘れさせる
 大尻沼の静寂
 取水口付近の入り江
 青い山を背景に引き立つ
 山麓の紅葉

観光客が減るこの時期を待って、一泊の歩き旅に出掛けました。以前ならば奥日光湯元から直接丸沼方面へのバスがあったのですが、それがなくなった今では新幹線と長時間のバスを乗り継いで大回りするしか方法がありません。

それでもとにかく初めての丸沼に辿り着き、ネット予約してあったペンションに着くやいなや早速湖岸半周といういつも通りのパターンで、豊かな自然が大切に残されている山の湖の雰囲気を堪能することができました。自然を思いっきり味わいたい人間にとっては、余計な施設や騒音などが一切ないほど有り難いことはありません。ただ、年齢のこともありペンションのご夫婦に心配を掛けてしまったことを後で知り、申し訳ない気がしました。


日光白根山 (8.27)
 ゴンドラが中間点に近づく
 2000mの高所にある
 ”天空の足湯”
 山頂駅付近の
 緑濃い針葉樹林
 朝の日光白根山
 (逆光が残念!)
 二荒山神社の社殿
 オオシラビソの林を抜ける
 広い散策路
 針葉樹林を抜ける
 七色平への小径
 血の池地獄南分岐
 やっと山道らしくなった
 急な登りに一汗かく
 ようやく現れた
 日光白根山の山頂部
 七色平の
 装束避難小屋
 原生林に囲まれた
 七色平の小湿原
 七色平北分岐付近
 地獄にあるという血の池
 になぞらえた血の池地獄
 立ち枯れの木が立つ
 白根山の展望台
 展望台から見る
 日光白根山の全景
 山頂駅そばの
 ロックガーデン

山麓からのバスが14時過ぎという制約のため、山腹のトレッキングコースを歩きました。健脚の私にとっては歩くこと自体は何の問題もありませんが、オオシラビソやダケカンバの森のせいで見晴らしのよい所がほとんどなかったのは残念でした。

コースのあちこちに丁寧な案内板があり、初めての人でも迷う心配は全くありません。ただ、六地蔵までの所要時間の表示が実際とはかなり違っていて、山頂駅到着
13時の予定がぎりぎりになってしまい、多少ビクビクさせられました。


吹割の滝 (8.27)
 吹割の滝観瀑台への
 遊歩道入口にある十二様
 たちまち現れた難関
 急な階段の連続
 岩壁に張り付く遊歩道
 遊歩道から見下ろす
 豪快に流れ落ちる滝
 下界に降りた遊歩道から
 吹割橋と浮島の断崖
 吹割橋から見る
 片品川の下流方向
 長さ120mの吊り橋
 浮島橋
 浮島橋から
 吹割の滝方向
 東洋のナイアガラの
 異名を持つ吹割の滝
 高さ7m、幅30mの瀑布
 獅子岩に見られる
 奇怪な自然の造形

丸沼高原からのバスを鎌田で乗り換え、吹割の滝で下車したのが15時頃、上毛高原行きの最終バスが発車する1551分までの時間足らずが勝負です。当然移動はかなりの早足になりましたが、長い階段にも強いのでトラブルもなく、バス停に着いてからかき氷を食べるだけの余裕ができたのは何よりでした。特別暑さに弱いだけにこれは天の救いです。

ところが、最後に驚きが待ちかまえていました。上毛高原駅で早めの夕食を済ませてから帰るつもりが、駅の構内には立ち食いそばだけ、駅周辺にも開いているレストランはなしという訳で、やむなく列車を早めて東京まで帰るしかなかったのです。これだけは細かくプランを練る私にも想定外の出来事でした。新幹線の駅前なら当然レストランはいくつかあると決めてかかったのが運の尽きでした。

とはいえ、つまみ食いながら山と湖、滝を楽しめたこの旅は、長い暑さに耐えてきた身にはまたとない贈り物になりました。
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立山連峰縦走の旅
(第回) (’88.8)




行程の概略
  千葉〜信濃大町〜扇沢
〜黒部ダム〜大観峰
雷殿(途中駅)〜東一の越
一の越山荘(泊)〜雄山
大汝山真砂岳別山
〜雷鳥沢〜雷鳥平〜みどりが池
〜みくりが池〜室堂〜美女平
〜富山(泊)〜上野〜千葉


MAP(立山連峰)

 信濃大町〜一の越〜雄山
 アルペンルートの入口
 信濃大町駅に到着
 黒部ダム上で
 峡谷の下流を背に
 黒部湖を背にダム上で
 黒部ダムからの激しい放水
 大観峰への中継点黒部平で
 霧に包まれた
 雷殿〜一の越間で
 
 一の越間近の
 小雪渓のそばで
 一の越山荘付近で
 ケルンを積む
 一の越山荘の水源
 雪田を見下ろす
 2992m雄山の頂上で
 食後にコーヒーを一杯
 雄山〜富士折立〜室堂平
 立山連峰の最高峰
 大汝山の頂上で
 立山の稜線から
 雲湧く剣岳方面
 爽やかな稜線で
 バンザイッ!
 嶮しい立山の稜線
 を足下に
 ガス湧く雪渓を
 見下ろして
 立山連峰の偉容
 下山するのが惜しい
 山上の涼風
 心安らぐみどりが池
 怪奇な伝説のある
 みくりが池

唯一写真の残っている北アルプス登山、若い仲間と一緒に登った二度目の立山連峰縦走の記録です。

信濃大町から扇沢、黒部湖、黒部平、大観峰までは立山黒部アルペンルートのコースを辿りますが、この後立山トンネルの中の雷殿でバスを降り、そこから中腹に出て
時間ほど登ると直接一の越山荘に着きます。ここからは快適な稜線歩きになります。

今ではこのルートが通行禁止になり、室堂から登るしかないようです。年数が経った今記憶はさだかではありませんが、若い仲間と歩いたこのときの山行は日常の憂さを忘れさせてくれる出来事としては十分過ぎるものでした。
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